(Agapanthus walshii)
西ケープ州の限られた場所にのみ自生しています。花は明青紫色で、花被片は余り開かず花筒部が長く、下向きに咲きます。葉は常緑立性で硬く、長さは20センチ程度です。花被片が開かず、下向きに花を咲かせる種類で唯一の常緑種です。草丈は約60センチです。開花期は7〜8月です。
アガパンサスの中で最も栽培が難しいと言われていますが、鉢植えで雨の当たらないビニールハウスや軒下で管理を行えば問題はありません。注意点とすれば、他の種と異なり、夏期には多湿にならないように水を控え目にすることと冬に長時間凍結や冠雪させないことです。鉢植え向きです。