ポリクセナ・マウガニー
(Polyxena maughanii)
ユリ科
花はピンクがかった白色で、雄しべは花筒部より突出しない。葉は2枚で披針形から卵形です。
開花期は当地では11~12月です。
自生地は南アフリカのケープ州北西部です。
栽培方法
鉢植えで栽培管理します。雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。球根は9月に植え付けます。
培養土は赤玉土、鹿沼土、軽石、バーミキュライト、腐葉土などを混合した排水と保水性に優れたもの用いると良いでしょう。肥料は粒状のマグアンプKの中粒を少量与えます。
植え付けの深さは球根の2倍程度です。植え付け後はたっぷりと水を与え、以後は鉢土の表面が乾けば同様に水を与えます。冬期は生育期なので零度以下にならないようにします(短時間なら零度以下になっても支障はありません)。
葉が枯れた後は、植え替えまで水を与えずに鉢植えのままで乾燥状態にしておきます。
は種
9月~10月上旬に種子を播きます。種子は乾燥剤を入れた容器に入れて、は種まで保管します。無菌の用土に種子をまき、種子がわずかに隠れる程度に覆土し、発芽するまでは乾かさないように管理します。翌年の初秋まで植え替えは行いません。
雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。