ブルビネラ

ユリ科(ススキノキ科)

ブルビネラ属は花茎の先に総状花序を付け、地下部には圧縮された根茎を有する球根性植物です。秋から春にかけて生育開花し、夏に休眠します。南アフリカとニュージーランドに約23種が分布しています。

栽培方法

大型種以外は鉢植えで栽培管理します。ヌタンスなどの大型種は鉢植え、庭植え共にできます。鉢植えは雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。植え付けは秋に行います。
培養土は赤玉土、鹿沼土、軽石、バーミキュライト、腐葉土などを混合した排水と保水性に優れたもの用いると良いでしょう。肥料は粒状のマグアンプKの中粒を少量与えます。
植え付けの深さは根茎が少し隠れる程度です。植え付け後はたっぷりと水を与え、以後は鉢土の表面が乾けば同様に水を与えます。冬期は生育期なので出来るだけ零度以下にならないようにします(短時間なら-4度でも支障はありません)。
庭植えは水が停滞する事の無い排水の良い場所で栽培します。夏期は乾燥状態にします。
鉢植えでは夏期は水を与えず、植え替えまで鉢植えのままで乾燥状態にしておきます。

は種

10月上中旬に種子を播きます。種子は乾燥剤を入れた容器に入れて、は種まで保管します。無菌の用土に種子をまき、種子がわずかに隠れる程度に覆土し、発芽するまでは乾かさないように管理します。翌年の秋まで植え替えは行いません。
雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。

栽培している種類

ブルビネラ・ヌタンス亜種トゥルフォシコラ

ブルビネラ・トゥリクエトラ


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