ラケナリア(Lachenalia)

ユリ科

ラケナリア属は南アフリカ、特にケープ州北西部とナマクワランドに多くの種が分布しています。

栽培方法

いずれの種類も鉢植えで栽培管理します。雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。多くの種類の球根は9〜10月に植え付けます。
培養土は赤玉土、鹿沼土、軽石、バーミキュライト、腐葉土などを混合した排水と保水性に優れたもの用いると良いでしょう。肥料は粒状のマグアンプKの中粒を少量与えます。
植え付けの深さは球根の2〜3倍です。植え付け後はたっぷりと水を与え、以後は鉢土の表面が乾けば同様に水を与えます。冬期は生育期なので零度以下にならないようにします(短時間なら零度以下になっても支障はありません)。
葉が枯れた後は球根を掘り上げて保存するか、秋まで水を与えずに鉢植えのままで乾燥状態にしておきます。

は種

9月下旬〜10月中旬に種子を播きます。種子は乾燥剤を入れた容器に入れて、は種まで保管します。無菌の用土に種子をまき、種子がわずかに隠れる程度に覆土し、発芽するまでは乾かさないように管理します。翌年の秋まで植え替えは行いません。
雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。

栽培している種類

ラケナリア・トゥリコフィラ

ラケナリア・ヴェルティキルラタ

ラケナリア・ダンカニー