クニフォフィア(Kniphofia)

ユリ科

クニフォフィアは以前はトリトマと呼ばれ、地下茎を持つ常緑または落葉性の多年草です。クニフォフィア属はアフリカ東部から南部にかけて分布し、特に南アフリカに多くの種類が自生しています。多くの種が春から秋にかけて花を咲かせますが、なかには冬期に花を咲かせる種類もあります。花の色は黄、赤、橙、白のほか、茶系統の色もあります。
園芸種が普及していますが、原種はまだほとんど栽培されていません。
現在栽培している原種のクニフォフィアは下記の種類です。

栽培方法

栽培は容易で、多くの種類が花壇で栽培できます。春または秋に株を植え付けます。植え替えは株が込み合ってきたら行ないます。
花壇の土は腐葉土を十分に混ぜ、排水と保水に優れた土に改良します。
植え付けの深さは地下茎がわずかに隠れる程度とします。植え付け後はたっぷりと水を与えます。常緑性の種類は寒地では防寒が必要です。

は種

春に種子を播きます。無菌の用土に種子をまき、種子がわずかに隠れる程度に覆土し、発芽するまでは乾かさないように管理します。発芽後苗が大きくなれば6~7.5cmポットに1株づつ鉢上げします。
雨のかからない日当たりの良い軒下や無加温のビニールハウスなどで管理します。

栽培している種類

クニフォフィア・キトゥリナ
(Kniphofia citrina)

クニフォフィア・コディアナ
(Kniphofia coddiana)

クニフォフィア・サルメントーサ
(Kniphofia sarmentosa)

クニフォフィア・ティフォイデス
(Kniphofia typhoides)

クニフォフィア・ヒルスタ
(Kniphofia hirsuta)

クニフォフィア・ラクシフローラ
Kniphofia laxiflora

クニフォフィア・ルーペリ
(Kniphofia rooperi)

クニフォフィア・ブカナニー
(Kniphofia buchananii)

クニフォフィア・ブラキスタキア
(Kniphofia brachystachya)

クニフォフィア・ドゥレパノフィラ
(Kniphofia drepanophylla)

クニフォフィア・パルビフローラ
(Kniphofia parviflora)

クニフォフィア・レイノルドシー
(Kniphofia reynordsii)






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